Redmi K20シリーズが電撃発表
5月28日、Xiaomiが北京大学体育館で真のフラグシップキラーと題打つ、Redmi K20シリーズが発表されました。
中国スマホ市場で苦戦するXiaomi、雷軍CEOが低迷していた中国エリア最高責任者として直接陣頭指揮をとるようになって一発目の発表となります。
人事異動時期からして開発から関わったなどはなさそうですが、今後の価格競争やキャンペーンでのテコ入れにも期待できる機種なのではないでしょうか。
発表当日は、Mi9を超えるスペックにポップアップカメラによるフルディスプレイ、そして宣伝通り自社を含めた他のフラグシップを顧客の選択肢から消すほどの価格、大いに日本のガジェットファンも大いに盛り上がったのではないでしょうか?かなり上がっていたハードルを十分超えていったのではないかと思います。
6GB + 64GB:2499元(約3万9000円)
6GB + 128GB:2599元(約4万1000円)
8GB + 128GB:2799(約4万4000円)
8GB + 256GB:2999元(約4万7000円)
この値段ですよ値段……。ガジェオタが盲目にポチるには十分でしょう。
Geekbuyingで中国国内版モデルのプレオーダー開始
Geekbuyingで中国国内モデルのK20ProとMi9T(!?)のプレオーダーが始まってますね。急に降って湧いたMi9Tなんやねん、と思いきやこれはK20無印のグローバル版みたいですね。
中国版とグローバル版で重要な違いはデフォルトで言語に日本語が含まれるか、GooglePlay使用可能などでしょうか。
K20Pro 6GB64GB/55209円、6GB128GB/57462円、8GB128GB/60842円、8GB256GB/67603円
Mi9T 6GB64GB/47321円、6GB128GB/49575円
(Geekbuying商品ページへ飛びます)
おや価格が……、ちょっと現実に引き戻される価格になっていますね。両モデルとも+16000円くらい。売出しはこんなもので、価格がこなれるまで時間がかかる感じでしょうか。それとも確実に手に入るという付加価値?
ただ容量での価格差があまりないのは最上位を除きそのままですね。中国版でもグローバル版でも値段の上昇幅が同じくらいなのはちょっと安心材料でしょうか。グローバル版だけ高いなんて嫌ですもんね。
なおグローバル版Mi9Tは色によって価格が違うようです。ブラックの価格を表記しています。
ヨーロッパ・ロシア市場でのモデル名、価格の情報が掲載?
K20/K20Proはヨーロッパ市場に上陸する見込みだそうです。まあそれはそうでしょう。気になるのはいつなのか、価格はどうなるのか。中国IT之家の記事によると、日時はわからなかったものの価格に関してはXiaomi 9T Proの価格は約35,000ルーブル(約58700円/540USD/3740元)、Xiaomi 9Tの価格は約25,000ルーブル(約42000円/386USD/2771元)との記載が見つかりました。
あれ、Redmiの名前じゃないんですね。Xiaomiの方がネームバリューがあるからそちらで出すってことかな?
9T ProがおそらくK20Proでしょう。どのRAMとROMのモデルかの記載はありませんが、中々のお値段。どうか最上位モデルの値段だと信じたいですが、どうなるでしょうか。(でも大抵最安モデルの値段ですよねこう言うの……)
自分は6GB128GBに注目しているのですが、Xiaomiが発表した国内版の 2599元(約4万1000円)を大きく上回ることがなければいいなと切に願います。6月中に5万以内で手に入らないかなぁ。
また、この値段だとちょっとインド市場で勝負するには弱いかな?とも思うので、アジアで売られる際はまた違った値段になる可能性もあるのではないかと思います。
Pocophoneというダサい名前が復活しなければいいなと思いつつ、インドであれだけ売れた名前をそう簡単に捨てるだろうかとの不安もあり……、今後も目が離せません。
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