5月28日夜、Appleが新型iPod touchを発表
4年ぶりの新型です!最近のAppleは新ハードをひっそり発表するのでびっくりしちゃいますよね。
本当にAppleがiPhoneとサブスクライブ型サービスの方に力を入れてるって感じがします。自分は特別Appleファンってわけじゃないんですが、ちょっと寂しいですね。
それはともかくiPod touchですよ、iPod touch!
ファンからiPad mini並に新機種が望まれていて、半ば諦められつつもしぶとく声があげられていた印象があります。
何が変わったの?
ざっとまとめると
・ A10 Fusion チップ を搭載
・ 256GBモデルの追加
あれ、あんまり変わってない。マイナーアップデートでしたね。
A10 Fusionチップに変わったことで、 グループFaceTimeとARに対応したみたいです。
細かいところだと、音声でAAC-LCやFLAC、Linear PCM、動画でHEVC等に対応してます。(詳しくはソースで)
FLACで環境整えてる人は、今回の対応は嬉しいんじゃないでしょうか?そういう人はiPod使わないかな?
あと単純にチップの性能が上がったのでプレイできるゲームの幅が広がりましたね。2016年のチップですが、UQやワイモバイルで同じチップのiPhone7が販売されていることを考えると、結構頑張れるんじゃないでしょうか?2万円ちょいで買えるのでこの秋開始予定のAppleArcadeにも良いかもしれません。公式サイトでもやたらゲーム推しです。
ただGPSが搭載されてない点には注意しましょう。
流石にイヤフォンジャックがなくなることはありませんでしたね。
iPod touchは業務用端末としても地味に人気です。小規模な雑貨屋さんや飲食店などで、iPod touchやiPadでレジをしているのを見たことありませんか?
会計業務には電話機能は不要なので安くiOSが使えるtouchやiPadを使うんですね。こういった用途には使用する側も開発側も、統一性やシェアが重要なので、そういった需要もありそう。
ちょっとがっかりしたところ
ゴリゴリにマイナーアップデートでしたね……。ハード的なワクワクはゼロです。
あと64GBモデルは廃止。32GBモデルの上は11000円アップの128GBモデルです。悲しい。どうせ高くするのなら、Appleらしく(?)1TBモデルとかブチ上げてお安いコンテンツ専用機なんてあればときめいたかもしれません。でもそういうのはiPad miniの役割ですよね。
ワイヤレスチャージもなしです。
ちょっと、うん、新しくなったところが少ないのはしょんぼりです。
まとめ
とは言え、とは言えです。DAPユーザーの熱意やしぶとさというのは本当に凄いものです。私が家電量販店で働いてた時も、数は少なくても安定してiPod touchは売れていました。しかもギークっぽい人じゃなく、一般層も結構な割合だったと思います(見た目だけで判断するのもなんですけど)。
それを考えると、iPod touchが死んでなかった!というのは嬉しいニュースではないでしょうか?
前回のApple Special Event直前には、複数のハードが発表されました。今回も6月4日に WWDC 2019が控えています。果たして今回も発表会前に他のサプライズはあるのでしょうか?期待して待ちます。
ソース: https://www.apple.com/jp/newsroom/2019/05/new-ipod-touch-delivers-even-greater-performance/
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