HuaweiがAndroidタブレット2種を正式発表
本日、中国でHuaweiは廉価スマホNovaシリーズとともに人気AndroidタブレットであるMediaPad Mシリーズの最新モデルを発表しました。
発表されたのは、10.8インチモデルと8.4インチモデルの2機種です。
詳細スペック
両機種とも2K解像度(2560×1600)の 16:10 IPSディスプレイを備えていて、8.4インチモデルは6100mAh、10.8インチモデルは7500mAhが使用されています。前モデルM5と比較して、8.4インチモデルは1000mAhアップしています。10.8インチモデルはM5 Proと比較してバッテリー据え置きですね。
OSはAndroid 9 PieベースのEMUI 9.1.1。ロック解除は10.8インチモデルが顔認証と指紋認証、8.4インチモデルは顔認証のみになっています。
SoCはKirin 980。オクタコアCPUのHuawei Kirin 980チップセットは、デュアルNPU (ニューラル処理装置) 、およびGPU Turbo 3.0をサポートするMali-G76 GPUを搭載しています。
Kirin 980はHuaweiのハイエンドSoCで、P30 Proでも使用されています。ざっくり言うと、Snapdragon 855と同じくらいの性能です(かなり乱暴な表現)。前モデルのM5はKirin 960で、208%の性能向上。
ハイエンドモデルのタブレットを出してくれるのはありがたいですね。
RAMは全て4GB、ストレージは両モデルとも64GBと128GBが用意されています。RAMは据え置き、内蔵ストレージは8.4インチのM5からは2倍になっています。
カメラはリアカメラ1300万画素、フロントカメラ800万画素と据え置き。マイクロSDカードスロットを搭載、最大512GBでこちらは2倍にアップ。
相変わらずオーディオには力を入れているみたいで、クアッドスピーカーです。縦持ちでも横持ちでもステレオサウンドを楽しめます。Harman-Kardonnによって調整されていて、大音量、さらに良質な低音を実現しています。
Bluetoothスピーカー繋げばいいじゃない、の一言で済まさないのがいいですね。
10.8インチモデルは音量ボタン、電源ボタン、USB Type-Cポート、MicroSDカードスロット、ヘッドフォンジャック全て右側まとめられています。
お値段
Huawei MediaPad M6
- 8.4インチ、Wifiのみ、4GB + 64GB - 1999元(291ドル)
- 8.4インチ、Wifiのみ、4GB + 128GB - 2399元(349ドル)
- 8.4インチ、4G、4GB + 64GB - 2399元(349ドル)
- 8.4インチ、4G、4GB + 128GB - 2699元(393ドル)
- 10.8インチ、Wifiのみ、4GB + 64GB - 2299元(335ドル)
- 10.8インチ、Wifiのみ、4GB + 128GB - 2699元(393ドル)
- 10.8インチ、4G、4GB + 64GB - 2699元(393ドル)
- 10.8インチ、4G、4GB + 128GB - 3499元(508ドル) スマートキーボード付属
ハイエンドSoC端末にしてはかなりリーズナブルですね。
8.4インチモデルはゴールドのみ。10.8インチモデルはシルバーとゴールドが用意されています。
中国での予約開始は、8.4インチモデルが7月10日から。10.8インチモデルはすでに予約開始していて、7月10日発売予定。
国内での販売は未定です。
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