インデペンデンス・デイやデイ・アフター・トゥモローなど大作アクション/ディザスター映画を手がけるローランド・エメリッヒ監督制作の海戦映画、「ミッドウェイ」の予告動画がYoutubeで配信されています。
何かを見つけ立ち上がる少女。
遠くで轟音、家が揺れます。
外では艦船が火に包まれています。母親は急いで娘のもとへ。
日本の航空機がアメリカの艦船へ奇襲を仕掛けています。
アメリカ側に真珠湾奇襲の報が駆け巡ります。
葬儀が行われ……。
舞台は代わりミッドウェーでの航空艦隊決戦へ。
外洋を駆ける巨大艦船が迫力たっぷりに描かれています。
海へ落ちるパイロット。
おそらく発進前の航空部隊でしょう。
そして対空砲火の中目標へ急降下していき……。
映画「ミッドウェー」は2019年11月8日アメリカで公開。日本での放映は未定です。政治的な事情、興行収入的なことを考えると全国的な放映はないかもしれませんね。
ローランド・エメリッヒ監督の描く「ミッドウェー海戦」
期待しています。ローランド・エメリッヒ監督というとGodzilla(1998)やインデペンデンス・デイ リサージェンスなど外すときはとことん外してしまうと評判の監督ですが、反面その迫力ある画作りには定評があります。作中絶望してしまうような状況もかなり上手く描き、ラストでは全てを吹き飛ばす爽快感のあるエンターテイメントを作り出すことができる監督です。不評のゴジラも怪獣映画としては個人的にも好きです。
トレイラーを見る限り真珠湾奇襲やミッドウェー海戦も、卑劣な日本兵をメチャ強なUSAがボコしてやるぜ的な短絡的なものではなく、おそらくクリストファー・ノーラン監督の「ダンケルク」におけるドイツ兵のように、強力で恐れるべき敵として描かれるのではないかと思われます。(まあ最終的に大惨敗するのが確定ですが)
アメリカ制作の映画なのでどうしてもアメリカ寄りな描写はあるかと思いますが、エンターテイメントとして楽しめる映画になってくれていたらと思います。多分政治的なことは描かずに軍事的なことに焦点を当てた映画になるでしょう。
俳優陣はデッドプールでヴィランを演じたエド・スクレインや死霊館シリーズでエド・ウォーレン役のパトリック・ウィルソン、美女と野獣のガストン(ルーク・エヴァンス)も出演してます。
さらに日本軍側は日本の俳優が出演しています。英語を喋らなくていいのですから確かに日本人を使うのが自然ですね。現在わかっているだけで豊川悦司、浅野忠信、國村隼(敬称略)が出演することがわかっています。
日本でも小規模なら公開しそうな気がしますが、どうでしょうね。早く観てみたいです。艦これ、wows好きな人(自分)にも刺さりそう。
追記
ミッドウェー海戦を指揮した山本五十六役を豊川悦司さん、南雲機動部隊を率いる南雲忠一役を國村隼さん、“人殺し多聞丸”の渾名を取った海軍中将の山口多聞役を浅野忠信さんが演じるようです。年齢が……、まあ演技でカバーしてくれるでしょう。
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