滅茶苦茶強いガジェットを手に入れてしまった……。Xiaomi Mi 9T Proと悩むところですが、自分が手に入れたガジェットの中ではおそらく2019年のベストになると思います。
超コンパクト&長時間バッテリー。矛盾する2点を高いレベルで実現させたJabra Elite 75tをレビューしていきます。
Jabra Elite 75t アンボックスレビュー
では開封していきます。テンション上がってブレたりしています。
化粧箱はこんな感じ。正直価格の割に高級感はさほど……。まあイヤフォンの外箱なんて一度開けたらもう使いませんからね。
両側面。内容物と、メーカーの歴史が簡潔に書かれています。
下面。各認証など。久しぶりに技適警察に怒られないで済みますね。
裏面。スペックと、表面に登場しなかった充電ケースが写っていますね。
外箱から内箱を抜き出して……。なかなかキツいので、戻すとき大変でした。
内箱を開封しました。イヤフォン本体とご対面。純正のJabraアプリをおすすめされます。
裏面。
初めて使う前に、アプリでアップデートしてね。
付属品一覧。S/Lサイズのイヤーチップと、Type-A→Type-C充電ケーブル、保証書。1年間の製品保証と、2年間の防塵防滴保証。
替えのイヤーチップはコンタクトレンズみたいな包装です。
充電ケース。中には各認証が表記されたシールが入っていました。
外観
ケース正面。Jabraのロゴが控えめに配置されています。
天面~底面~裏側。Type-C充電です。嬉しいですね。素材としては、マットな樹脂っぽい感じ。結構プラスチック感が強いですが、その代わり滅茶苦茶軽いです。ビビります。
ケースに関しては、無駄のない、堅実な印象。蓋の開け閉め、イヤフォンの取り出しやすさとコンパクトさにかなりのこだわりを感じるものの、自分としては特別優れたデザインだとは感じません。 上質だとは思いますが。
また、ケースのデザインが非常に美しいため、気付いたら何度もイヤホンを出し入れしていました。決してバッテリーを使い切ろうと試みたのではありませんよ。
Gizmodo 最高&お財布に優しいイヤホン:Jabra Elite 75tレビュー より引用
でもGizmodoアメリカのAdam Clark Estes記者なんかはケースのデザインを評価しているので、人によるのかも。日本ではJabraがそこまで有名ではないのも関係してるかもしれませんね。ほらブランド力って大事だし。ブランドさえあれば人は耳からうどんを出すこともいといません。
ケースを開いたところ。蓋の開け閉めは割とやりやすい部類。軽いですが、蓋にマグネットが仕込まれているので、意図せず開いてしまったりはしません。
イヤフォン本体。滅茶苦茶コンパクトです。デザインとしても、この小ささはかなり貢献しています。どんなにかっこよくても耳からゴリッと出ている完全ワイヤレスって不格好に見えますからね。
タッチパッドではなく、物理ボタンになっています。個人的にはこちらのほうが好み。なんていうんでしょう、確実ですよね。音楽操作には、曲送りやボリューム操作、色々と物理ボタンが強い。
イヤフォン裏側。充電端子とLRの表記があります。
ケースにしまったところ。
横から見るとこんな感じ。かなり出っ張っています。この出っ張りは、ケースのコンパクトさとイヤフォンの取り出しやすさに繋がっています。イヤフォン収納部にも磁石が内蔵されているので、イヤフォンがポロリしてしまうこともありません。
イヤフォンを入れてケースを閉めると裏面の通知LEDが何度か点滅します。
Jabraってどんなメーカーなの?
最近だと、ガジェオタ相手に完全ワイヤレスでその名前が知られるようになったJabraですが、一体どんなメーカーなのか気になる方もいると思います。Gizmodoさんの各イヤフォンメーカーさんへのインタビュー(座談会)記事がわかりやすかったのでリンクを貼っておきます。
JabraはGNグループという企業体の中にありますが、実は通信用の海底ケーブルを敷設していたり、基本的には通信がベースの会社なんです。昔はモールス信号や電話を扱っていて、いかに人と人とのコミュニケーションをサポートするかというところに注力して研究している背景があります。
これまでは補聴器やヘッドセットの分野で、いかに騒がしいところで声を聞き分けるか、いかに聞こえない音をより聞こえるようにするか、というところに気を配って製品やテクノロジーを開発し続けてきました。その技術を、いかに音を楽しむか、通話を楽しむか、という課題に落とし込んでいるのが、もともとオーディオカテゴリーではなかったJabraならではの特徴です。
完全ワイヤレスイヤホンメーカー5社に聞く「ライバル製品どうですか?」:ガジェットメーカーさんいらっしゃい! より引用
自分も去年くらいまで知らなかったのですが、Jabraってデンマークの会社だったんですね。急に完全ワイヤレスで、機能性と品質の良さが日本で有名になったので、最初アメリカのスタートアップ企業だと思っていましたw
元々は海底ケーブルを敷設したりする通信畑の会社で、イヤフォン関連ではヘッドセットで世界一のシェアを獲得していたり、医療用補聴器など開発していた、なんと150年の歴史をもつメーカーでした。
↑のインタビューでも回答されていますが、フラットな音、いかにストレスなく使えるか、を重要視しているようです。前モデル65tを、かなり軽くコンパクト、マイクの品質も良いと他メーカーから褒められていますね。最新の75tは、さらにふた回りほどコンパクトになっています。
Jabra Elite 75tのスペック
再生周波数帯域 | 20Hz~20kHz |
Bluetooth | Ver.5.0 |
バッテリー(イヤフォン単体) | 7.5時間 |
バッテリー(ケース込み) | 28時間 |
防水・防滴性能 | IP55 |
サイズ | 1.62 x 2.19 x 1.94 cm |
重量 | 5.5g |
音声アシスタント | Amazon Alexa、Siri、Google Assistant |
充電端子 | USB Type-C |
その他 | 外音取り込み、EQ(アプリ) |
地味に20Hzまで鳴るのがすごいですね。音楽作る側だったのでわかりますが、50Hz以下も普通に聴こえますしね(大抵はじゃまになるので削りますが)。クラブミュージックなどでは、ベースをメインにしたジャンルもあるので、このあたりがサポートされているのは嬉しいところ。
そして、なんといっても特筆すべきはバッテリー持ちの良さでしょう。わかりやすく他と比べてみると、イヤフォン単体の使用時間はApple Airpods Pro の約2倍となっています。Jabra elite 75tのサイズから考えるとこれは素晴らしい数字でしょう。
前モデルJabra Elite 65tとの違いを比較、変わったところ
- バッテリー容量が増大。前モデルから50%アップ
- Blutoothアンテナを再配置。さらなるコンパクト化と接続安定性の確保に成功(ケースも20%小さく!)
- Type-C充電を採用
- ケース収納部が、イヤフォン本体をマグネット吸着するように
バッテリー大きくなってるのにサイズは小さくするという矛盾に挑戦したJabraに乾杯です。
かなり堅実な、それでいて強力なアップデートです。ベストセラー&ロングセラーで、最高の完成度を誇った65tに変な付加価値をつけて高額化させようとせず、顧客の声を聞いて不満点を解消の再設計をされた感がありますね。
良いところをそのまま伸ばし、悪いところは捨てる、メーカーとしても大変好感を持てます。
Jabra Elite 75tの音質をレビュー!
前置きとして断っておくと、自分は完全ワイヤレスの音質に関してピュアオーディオのレベルは求めていません。というのも、現在最高の音質と評価されるゼンハイザー「MOMENTUM True Wireless」も使ってみたことがあるのですが、音質面においてそこまで価値を見いだせませんでした。いや、縛りのある中で最高を目指す、というのは素晴らしい姿勢だとは思います。でも完全ワイヤレスイヤフォンで再生するものって大体スマホですからね……。
あくまで外に出かけた際、雑踏の中でmp3やストリーミング音楽を再生したり、Youtubeで動画をみたりする用途での音質評価です。ご了承ください。m(_ _)m
そのあたりを踏まえて評価すると……
かなりちゃんとした印象。オールマイティに活躍できる優等生です。
メーカーとしてはフラットな音を心がけると上の記事で発言されていましたが、75tはどちらかと言うと低音もしっかり意識しているのかなと思います。もちろんサイズ的に、振動が伝わるような強烈な低音ということはないのですが、50Hz~100Hzあたりのム゛ーンというベースの低いところの音がすごく聴き取りやすく鳴っています。中域も丁寧で、ボーカルや動画の喋り声も非常によく聴こえます。低域も頑張りつつ、中域と両立しているってところがヘッドセット出身メーカーらしく好感を持てますね。高域に関しては、悪くはありませんが、素晴らしい、とはならないかな。普通。物足りなければ純正アプリのイコライザーで調整するとよいでしょう。
低域と中域のバランスが素晴らしいですね。クラブミュージック、ポップス、ロック、動画視聴なんかは抜群。もちろん、他の用途でも活躍してくれるでしょう。
Jabra Elite 75tのフィット感をレビュー!音質にも好影響かも
Jabra elite 75tはとにかく耳にフィットします。スッと耳に入ってくれるし、ピタッと収まってくれます。この、イヤフォンを使うときに毎回行う動作に全くストレスがないんですね。以前使っていたAnker Zolo Liberty+は結構収まりが悪いこともあったので、これは良いポイント。自分は、右と左で耳の形が違うらしく、片方がグラグラする、みたいなことが結構あったんですよね。Jabra elite 75tではそういったこともありませんでした。
ギズ:ノイズキャンセリングの要望って、ユーザーさんから受け取ったりするんですか? Jabraさんどうですか。
藤田さん(Jabra):Eliteシリーズはパッシブノイズキャンセリングと呼ばれる、遮断性が非常に強い形状を採用しています。着けた段階でほぼ周囲の音が聞こえないような評価がすごい高いんですよ。
ギズ:そうか、そういう遮音性の高さからくるノイズカットを考えているんですね。
完全ワイヤレスイヤホンメーカー5社に聞く「ライバル製品どうですか?」:ガジェットメーカーさんいらっしゃい! より引用
Jabraがフィット感に優れるのには、こういった理由があるようです。捻くれた人間なので、Jabra elite 75tを買う前にこの記事を見たときは、「ああーノイキャン載せない理由にこんな言い訳してるんだな」くらいに考えていました(酷い)。しかし、Jabra elite 75tを耳に装着してみると、かなり遮音性&フィット感が高いことに気づき、言い訳じゃなかった!!と猛省しています。思い込みはいけませんね。コンパクトなモバイル性能特化の為の、あえてのノイキャンなし。そしてパッシブノイズキャンセリングの遮音性は中々侮れないものがあります。
また、Anker Zolo Liberty+だと、使用時にイヤフォンを手で覆うとかなり音量、低音が増すくらい低音が漏れているのですが(覆わなくても充分な音なので、あえてそう設計してるのかも)、Jabra elite 75tでは手で覆っても殆ど音が変わりません。ハウジング部の密閉性はかなり高く、耳とイヤフォンの間から僅かな音も漏れたりしないくらいフィットしています。
フィット感が良いからといって、圧迫感があるわけでもなく、ごく自然なつけ心地。イヤフォン単体7.5時間再生可能というスペックも存分に生かせると思います。映画を丸々一本見ても全く疲れたりしません。
かなり本体が小さいので、ちゃんと安定するか心配だったのですが、心配いりませんでしたね。まあアメリカ等の体の大きい欧米人市場でも評価されているので、そのあたりは充分考えられているようです。
ただフィット感については、個人差があるものではあります。しかしこの製品で無理というのであればフィットする他の製品を探すのは結構難しいのではないでしょうか。多大な労力がかかると思います。いっそComplyなどの低反発ウレタン製イヤーチップを買って耳の形に合わせてフィットさせるというやり方のほうが良いのでは、と思います。
Jabra Elite 75tはとにかくコンパクト。この小ささは武器。
Jabra Elite 75tの良さはそのサイズ感でしょう。コンパクトさと音質、バッテリー持ちという本来なら両立出来ないものを極めて高いレベルで実現させているところが、Jabra Elite 75tのスゴイところです。
音質やフィット感、接続性、バッテリー持ちも、他のハイエンドな完全ワイヤレスイヤフォンなら同等の性能を持つものもあるのです。しかし、Jabra Elite 75には『こんなにコンパクトなのにこのトップクラスな性能……!』という、他にない魅力がついて回るのです。
比較画像
このサイズ感と小ささを伝えたくて、色々比較してみました。
100円玉と比較。横幅なんて、100円玉3つ程度しかありません。
自分の使っていたAnker Zolo Liberty+。これはこれで好きだったのですが、並べてみるとズングリして見えてしまいます。ズボンのポケットには入れられません。あと金属製なので重い。
とにかく小さくて軽いJabra Elite 75t。
上がJabra Elite 75t、下がAnker Zolo Liberty+。写真だと分かりづらいですが、イヤフォン本体もかなりサイズ差があります。この小ささの製品で数mmダウンはでかい……。コンパクト化と音質を両立させた設計者の苦労が想像できるってものです。
色々試した結果、普通に手で持つのが伝わりやすいのでは?という結論に。この小ささですよ!遠近法なんて使ってませんからね!
重量を実測してみました。Anker Zolo Liberty+と比べると半分以下。めちゃくちゃ軽いです。
装着するとこんな感じ。自分の耳の形だと、耳の外側まではみ出ません。Anker Zolo Liberty+は耳たぶの外側まで出てしまっていたので、そのコンパクトさに驚くばかりです。
このサイズで単体7.5時間再生(ケース込み28時間)だなんて、時代は進歩しますね……。そんなに持つなんて、逆に充電忘れそう。ズボラな人間なので。
ちなみに比較対象として、Sony「WF-1000XM3」はこんな感じ。
モデルさん男前ですね。ソニーのハイエンドな完全ワイヤレスは大好きなんですが、最高レベルのノイキャンを実現するためか、どうしても大型になってしまいますね。ヘッドセットか!過去に接続性に難アリだった経験も影響しているのかもしれません。その代わり音もノイキャンも最高。ただ、このくらい出っ張っていると、外で引っかかってポロリと落ちてしまうことがあるんですよね。そしてそういう時は大抵混雑しているので大変なことになります。
この辺は、どちらを求めるかで個人の好みですね。自分はコンパクトな方が……、と言いたいところですが、オタク気質な人間なので両方欲しいと思ってしまいますw
まとめ&個人的所感
間違いなく、2019年のベストガジェットです。この小ささはガジェオタに刺さるスペック。
刺さってしまったのです。このコンパクトさが。ズボンのポケットに入れてもスタイルが崩れません。ポッコリしないのです。Ankerのイヤフォン使ってたときは大分ボコッとなっていたのでこれは嬉しい(AnkerはAnkerで、あの価格で使いやすいって良さがあるんですけどね……)。カバンの中に入れても邪魔になったり重さで敬遠したりしません。
音質に関しても申し分ありません。このサイズで(しつこい)こんな音が出せるなんて……。本当に時代の進歩ですね。だって小さかったら音しょぼくなるしバッテリーも持たないのが道理ってもんじゃないですか。滅茶苦茶軽いのになんでこんなに音良くてバッテリー持ち良いの?狐に化かされているのでは?
小さくて軽い!!が全てです。このサイズで、現時点でトップクラスのバッテリー持ちの良さを誇り音質もバッチリ、というのがもうヤバヤバのヤバ。更にフィット感も抜群です。これはノイズキャンセリングを使わない代わりに耳へイヤフォンを完全にフィットさせることで遮音性を高めようという設計思想故ですね。
Type-C対応も嬉しいですね。まあここまで良い製品を作るメーカーがここで外すようなことは流石にしないでしょう。物理ボタンは好みですが、自分は押し込んだ感触のあるこちらの方が好きです。
ないは言いすぎました。でもそれだけ完成度の高い製品だと思っています。バランスの良さでは間違いなく現時点でトップでしょう。誰でも満足できる製品だと思います。
もともとが名機で定番ロングセラーになっていたJabra Elite 65tを更に基幹部分を変えず改良&アップデートしたのが75tですからね。完成度が高いし前モデルでの不満も解消されているのです。
ノイズキャンセリングやワイヤレス充電なんかも、このサイズを実現するために省かれた機能ですね。このあたりはトレードオフ。自分はなくてもいいけど、ワイヤレス充電なんかは便利ですからねえ。
ただそれらは軽量&コンパクトを実現させるためにあえてなくした機能。自分はこの選択は素晴らしいと支持したい。持つだけでテンションの上がるガジェット、久しぶりでした(こんなに軽くて音大丈夫かよとも思いましたがw)。
あと、純正アプリですが、一部古い国産Androidや、ウォークマンなどで、動作しないとのレビューを見かけました。またそれが攻撃的な文章なんですよねw そんなに怒るの?ってくらい。まあでもファームウェアアップデートはアプリからでないと(多分)出来ないので、ここはJabraにきっちり対応していってもらいたいですね。補足しておくと、買って2週間くらいアップデートせず使ってましたが別に問題はありませんでしたよ。
総括すると自分としては、間違いなく2019年ベストガジェット。Jabra Elite 75のレビューでした。結構キワいガジェットばかり購入してる当サイト的には、本当に久しぶりに、誰にでも自信を持っておすすめできるガジェットでしたよ!
もしAmazonで購入するなら、1000ポイント+チャージ額の最大2.5%ポイント還元キャンペーンが開催されているので、ギフト券をチャージして購入するのがお得です。
おまけ追記 Jabra Elite 75tのファームウェアアップデートのやり方をレビュー
Jabraの純正アプリ「Sound+」を使ってファームウェアアップデートをしたので、やり方と簡単なアプリのレビューを追記します。
Jabra Sound+
開発元:Jabra by GN Audio
価格:無料平均評価: 4.4/5(合計7,274件)インストール:100万回以上(2019年12月28日時点)
アプリ起動画面。Android用アプリです。
ファームウェアアップデート、自分のイヤフォンを探す機能、イコライザー関連。このアプリでできることをざっくり説明してくれます。
自分の製品を選択します。選択すると自動的に接続されるわけではなく、最初の接続はケースから取り出して自分でペアリングする必要があります。ペアリングしたら、そのままケースに直す前に、ファームウェアの更新を済ませてしまいましょう。
主に使うのは、モーメント・ヘッドセット・発見の3つ。発見は新着通知のような場所で、買ったばかりだったのでやたら長くなりましたね。
多分アプリをいじってるとこの表示が出ると思うので、ファームウェアの更新をします。もしくは、ヘッドセット→ファームウェアアップデートを確認をタップしましょう↓。
アップデートにかかった時間は大体13分
と、アップデートをしようとしたんですが、自分はこの表示が出て更新ボタンが押せません(グレーアウトしてる)。何故かと思いアプリをいじってみると、ケースの充電が1%と認識されています。充電は十分していたはずなので、アプリとうまく連携出来ていない模様。アプリを一旦削除し、再インストールすることで解決しました。
気を取り直してアップデートしていきます。今すぐ更新ボタンを押したあと、イヤフォンをケースに仕舞って、蓋を閉めると更新スタート。ケースのLEDが紫色に点滅し続けます。自分の場合は約13分くらいでアップデート完了しました(DL4分、アップデート9分)。
ダウンロードは進捗のバーが表示されますが、その後のアップデートには表示されません。ちょっと不親切ですね。
無事アップデート終了。イヤフォンを取り出すと↑の表示が出てきます。
執筆時の最新バージョンは1.25.0。
ついでに日本語の言語設定もアップデート
Jabra elite 75tはデフォルトでは英語の音声ガイダンスが採用されています。スマホに繋げたときとか「Connected!」って言ってくれるやつ。別に不自由しないんですが、せっかくあるのですし日本語に変更しておきます。
ヘッドセット→音声ガイダンスの言語→日本語の順にタップ。
ファームウェア更新の時よりは早く終わりました。試しに聞いてみましたが、割とちゃんとした日本語でしたよ。
マイモーメント(イコライザーなど)
このアプリを使うと、イコライザー・外音取り込みの割合などの設定を、通常時/通勤時といった形で記憶させ切り替えることができます。
イコライザーは5バンドのEQで、直感的に上げ下げして調節でき、5つのプリセットも用意されています。でも、プリセットは不自然なまでに音が変化してしまう印象だったので、自分で調整する方が良いかと思います。簡単だし。
面白いと思ったのがこの機能。アプリが集中できそうな音を再生してくれます。外音取り込みするかどうかも設定可能。こういった音楽って、ローカルに保存するのは普段音楽を聴く時に邪魔だし、Youtubeなんかだと再生画面開いてないといけないし、通信でバッテリー食ってしまいます。なのでアプリを入れておけば気軽に再生できるというのは面白い着眼点かなと思いました。ちょっとうるさめの喫茶店で作業するときとか良さそう。
ヘッドセット(イヤフォンを探す機能、説明書など)
Find My Jabraでは、なくしてしまったイヤフォンを探すことが出来ます。接続が切れた時のGPS情報を見て探すことが出来るみたいですね。まあイヤフォンみたいな小さいものをGPSで探しだすのはほぼ不可能だとは思いますが、どの辺で落とした/なくしたのかはわかるので、周りを探したり、落とし物がなかったか施設に聞いたりすることはできそうです。
クイックスタートや説明書も見ることが出来ます。
他に良さそうな機能として、アプリからJabraのサポートへメールできる画面もあったのですが、Jabra.comあてだったので、多分デンマーク本社の方に行ってしまうのではないかな?と思います(国を入力するフォームがあったので、自動で振り分けられるかもしれませんが)。
Jabra.jpの方は日本語でのサポート窓口があるので必要があればそちらを頼りましょう。
以上、簡単ですがJabraの純正アプリ Sound+のレビューでした。
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