ガジェオタ必需品、Type-C対応のおすすめUSB ワットチェッカー「DANIU WEB-U2」をレビュー!【USB PD テスター】

製品レビュー

こんにちは。ハッピーハードガジェットのガジェット人間、yoshi2513です。

以前から中華ECサイトで怪しい商品を購入したりしています。でも、やらかした際にヤバそうなAC電源やモバイルバッテリー、ケーブル類はAmazonで購入していました。しかし最近Amazonでも中華業者や国内の転売業者によってAmazonでも怪しい商品が溢れるようになってきましたね。特にこれからはUSB PDに対応した製品も数多く出てくるでしょうから、大容量の電流を流すこともあり心配。

信頼できるメーカーのものを買えばいいだけなんですが、あまりの価格差に後ろ髪が引かれてしまいます。どうにか「安いけど実用には問題ない」商品を見極められないものかと考え、そして閃きました。

信頼できるかわからなければ、自分で調べればいいじゃない!ワットチェッカー買おう!

結局買う前にはわからんやんけ!でも前から欲しかったし。そんな言い訳をしつつ、とりあえずこれがあればスマホガジェット関連測定OK、そんなUSBワットチェッカー、DANIU WEB-U2を購入したのでレビューしていきたいと思います。

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DANIU WEB-U2って何?

USBでの電力供給するガジェットと電源の間にこのWEB-U2を挟むことによって電圧・電流を測定したり、繋いでる間のトータル給電量を記録してくれたりするチェッカーです。OEMで、別名で同じような製品がいくつもあります。~U2みたいな製品は大体同じだと考えていいのではないでしょうか。

海外ではこの手の製品をUPM(USB Power Meter)と呼ばれるみたいですね。日本で情報収集する場合はUSB ワットチェッカーで出てくると思います。

WEB-U2にできること

  • USB接続間の電圧・電流測定(入力電圧:DC 4 〜 24 V、入力電流± 5A )
  • Apple・Samsung・Huawei・OPPO・OnePlus・VIVO各社のノートPC、スマホ、タブレットを持っていれば、各社の独自急速充電に対応しているかチェックできる
  • PCと接続して電力のグラフを出力可能

他にも色々あるっぽいですが、正直繋いで何W給電できてるか見られれば十分。自分は他のチェッカーと比べて入出力量が大きくて液晶が一番大きいWEB-U2を買いました。リアルタイムで表示されるので、液晶の大きさは大事。詳細な機能は、↓の商品ページが詳しかったです。

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アンボックス

金属のケースに入って届きました。イイですねえ……。何がいいって、このケースの窓全く必要ないんですよね。デザインとしての窓ですね。いや、実際は他に使われていたケースを流用しているだけだと思いますが。

開けたところ。買ったときのフィルムが剥がれかけてます。

内容物はチェッカー本体とクイックスタート。クイックスタートはQRコードとURLしか載っていません。

本体正面。フィルムを剥がしてます。買ったばかりなので液晶がピカピカです。1.77インチ。

裏面。入出力端子をどこに挿すかラベリングされています。

両側面。USB Type AとType-Cの入出力、Micro-Bの出力に対応しています。

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実際に使ってみる

では実際に測定してみたいと思います。なお測定環境に関しては精密とは程遠いものであると思われますので、参考程度に。

まずはApple純正のACアダプタ。5V1A(5W)の出力が可能。一昔……もうちょっと前かな?の定番スペックって感じですね。

出力先はMotorola Moto G5。

なんか6W近く出てる……。なぜ?純正以外のケーブルでAndroidスマホに充電してるからでしょうか。確かにACアダプタはアッツアツです。怖っ!昔のアダプタなんで普段は使いませんが、使う際は気をつけるようにします。

追記:昔使ってたiPhone 5を引っ張り出して来て、ちゃんとMFi認証のあるLightningケーブルで試してみました。

4.8~5Wくらいで推移していて、ちゃんとスペック通り動作していました。チェッカーが壊れていなかったのがわかって一安心です。ということはあの6W出力も実際されていたということで……、怖いですね。注意しましょう。

次っ!

Moto G5の純正ACアダプタ。5.2V2A(10.4W)の出力で充電できます。

出力先は上と同じMotorola Moto G5。Moto G5は10Wの充電に対応しています。

大体9W前後を推移してます。あんまり安定しません。でもまあまあスペック通りといえるのかな?次っ!

USB PDに対応したType-C-Type-CのACアダプタ。RAV POWER 「RP-PC105」。この省サイズながら最大20.3V3Aの61Wで出力可能!……まあUSB PD対応機器持ってないんですけどね。もっというとWEB-U2でType-C→Type-Cの測定をしようと思うと(充電速度でボトルネックにならない)Type-Cオスオスのケーブルが必要になります。持ってない!準備不足感が否めませんね……。

まあないものはないのでしょうがありません。USB Type Aからの給電をテストしましょう。こちらは5V2.4A(12W)で出力できます。これにAmazonのタイムセールで買った↓の格安の充電ケーブルを使ってみます。3A5V(15W)で給電できるケーブルです。

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出力先はXiaomi Mi 9T Pro。27Wまでの高速充電に対応しています。

あれっ?7.5W前後しかでません。Moto G5の純正ACアダプタと違い安定はしていますが、仕様上12Wくらい出るはずなのに……。スマホ側もバッテリー残量40%からの充電なので高速充電されると思うんですが……。どれが駄目なんだ、やっぱり格安のケーブル?

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まとめ&個人的所感

ということで簡単にですがDANIU WEB-U2をレビューしてみました。

知りたくない事実を知ってしまった気がする……。

今までケーブルもACアダプタも発火さえしなければなんでもいいだろうの精神でやってきたのですが、今後は考え直す必要がありそうですね。

とはいえ上でレビューで使った3本1000円以下のType-Cケーブルも、耐久性には問題がありません。給電しすぎるのは故障・発火のリスクがありますが、給電能力が抑えられているのであればそういった心配もいらないでしょう。

寝る前にサブのガジェットに繋いでおく、そんな価格のことを考えるのであればそれが賢い使い方ではないでしょうか。無理やりポジティブに考えてみました。

いやーおかしいと思ってたんですよねあのケーブル……、Mi 9T Proに繋いでも高速充電の表示出ないし……。安いものには理由がありますね。

話が逸れましたね。ということで、ワットチェッカーを持っていれば、こういった検証も自分でできます。上記粗悪品を掴まされた上で、「まあこのくらいならいいか」と無理やり自分を説得する材料にも出来るのです。中華ガジェッターには必需品と言えそうですね!

まあそんな特殊な使い方は置いといて、モノとして結構かっこいいし、目に見えない情報を可視化出来、表示されている様も見ていて楽しい。ガジェットとしての所有欲は満たされると思います。

今回はテストしていませんが、モバイルバッテリーの給電能力なんかは、普段使いでも速度が重要ですし、Switchや最新モバイルノートPCなど、大容量の電力供給が必要なガジェットにちゃんと給電できているのかも検証できます。

自分はガジェットオタクだ!と思う方、この製品の充電能力測りたい!という方は1つ持っていても良いと思いますよ。

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